お知らせ
Japanese Association for Medical Artificial Intelligence
Tokyo Symposium & Workshop on Genomic Medicine, Therapeutics and Health 開催のお知らせ
2024年3月6日
“Tokyo Symposium & Workshop on Genomic Medicine, Therapeutics and Health” 開催のご案内をいただきました。 参加費は無料となっております。是非、皆様からのご参加をお待ちいたしております。 記 Tokyo Symposium & Workshop on Genomic Medicine, Therapeutics and Health 開催形式 ハイブリッド・ 参加費無料・要参加登録 : http://tokyo-symposium.com 主 催 理化学研究所⽣命医科学研究センター、 McGill University the Victor Phillip Dahdaleh Institute of Genomic Medicine、⽇本パスツール財団、京都⼤学、UK Biobank ⽇本、北⽶、フランス、イギリスの学術界と産業界の演者が⼀堂に会し、ゲノミクス、 RNA ⽣物学、免疫学、疫学、データサイエンス等の医学・⽣物学の進展の中⼼的な研究領域について、最先端の研究と応⽤事例を紹介します。シンポジウムでは、これらの研究領域がいかに急速に医療の戦略的リソースを拡⼤し、未来のヘルスケアを変⾰しようとしているかをお伝えします。このシンポジウムと、引き続くワークショップは、世界をリードする健康医療研究データベースであるUK Biobank(UKB)について深く学ぶためのまたとない機会です。UKB はゲノミクス・プロテオミクス・メタボロミクス・イメージングと、健康・環境/⽣活習慣情報を⼤規模に結びつけています。UKB は世界中の学術界と産業界の研究者が、⽣命医科学の⾰新を加速するためにアクセスし、活⽤することができます。 Symposium ⽇ 時 2024年4⽉8(⽉)-10⽇(⽔) 会 場 ⼀橋講堂(東京都千代⽥区⼀ツ橋2-1-2 学術総合センタービル2F) 4⽉8⽇ Large-scale data for precision health UKB のリーダーが、ヘルスケアの向上に貢献する新規発⾒を達成するためのUKB のインパクトについて説明します。また、UKB などにおける研究の基盤となる膨⼤なデータセット⽣成を可能とした技術的進展――分⼦データ・⼤規模イメージング・健康情報の統合――に注⽬し、さらにこれら膨⼤なデータを解析して解釈するアプローチについても深掘りします。そういった新規解析⼿法を⽀える計算機科学の進歩も紹介されます。このシンポジウム後のワークショップでは、UKB を含むデータベースへのアクセス⽅法の詳細な案内があります。 Speakers: 有⽥誠(理化学研究所), Rory Collins(UK Biobank), Stephanie Debette(University of Bordeau), Marc-Emmanuel Dumas (Imperial College London), Mark Effingham(UK Biobank), Jemma Hopewell(University of Oxford), 鎌⾕ 洋⼀郎(東京⼤学), 岡⽥ 随象(理化学研究所), 森本 典繁(⽇本IBM), Ioannis Ragoussis (McGill University) 4⽉9⽇ From precision health to diagnostics and new therapies ゲノム編集、RNA を元にした医療、細胞療法と再⽣医療等の⾰新的技術が新規治療の開発にどのように影響しているかを解き明かします。特に、これらの研究による医療⾰命の⼀例としてがん研究領域の事例が⽰されます。学術界と産業界の連携による健康増進の加速は本シンポジウムの重要なテーマの⼀つです。 Speakers: 秋永 ⼠朗(NANO MRNA), Raquel Cuella Martin(McGill University), 濱崎洋⼦(京都⼤学), Carolina Ilkow(University of Ottawa), ⽯垣 和慶(理化学研究所), ⽯川 ⽂彦(理化学研究所), Nada Jabado(McGill University), David Juncker(McGill University), 湊 ⻑博(京都⼤学), 中井 陽⼦(堀場製作所), 鈴⽊ 蘭美(ARC Therapies 株式会社), ⾼崎 渉(第⼀三共) 4⽉10⽇ Society, immunology, infection and planetary health ゲノミクスと免疫学の融合が、感染症と慢性疾患の理解・予防・治療の発展にどのように貢献できるかに焦点を当てます。マイクロバイオーム研究や、ワクチンで予防可能な疾患の撲滅に向けた世界規模の取り組みを具体的な事例を通じて説明します。また、研究に伴う社会的・政策的な課題も取り上げます。世界中のパスツール研究所ネットワークの役割と、⽇本パスツール財団の新たな取り組みも紹介します。 Speakers: Tineke Cantaert (Institut Pasteur Cambodia), Tony De Fougerolles (Evox Therapeutics), Myrielle Dupont-Rouzeyrol(Institut Pasteur Nouvelle-Caledonie), Samantha Gruenheid(McGill University), Chih-hsing Ho(Academia Sinica), 岩崎 由⾹(理化学研究所), Yann Joly(McGill University), 武藤 ⾹織(理化学研究所), Won Bok Lee(Ewha Institute for Biomedical Law and Ethics), Mathieu Mancini(McGill University), 茂呂 和世(理化学研究所), ⼤野 博司(理化学研究所), Anavaj Sakuntabhai(Institut Pasteur), Etienne Simon-Loriere(Institut Pasteur) Workshop on biobanks and data analysis バイオバンクとデータ解析のワークショップ ⽇ 時 2024年4⽉11(⽊)-13⽇(⼟) 会 場 京都アカデミアフォーラム(100-6510 東京都千代⽥区丸の内1-5-1 新丸ビル10階) UK Biobank などの多様なイニシアチブ、またバイオバンク・データセットを解析し解釈する計算科学的⼿法についてより深く知るため、学⽣や研究者に開かれたワークショップです。UKB についてのより深い説明、並びにUKB 全コホートの全ゲノムシークエンス(WGS)データなどのUKB データへのアクセスと活⽤の具体的な⽅法に加えて、⽇本・カナダ・⾹港の精密医療研究プログラムの紹介や、バイオバンク・スケールのデータ⽣成の⼿法、さらには質問票データや⾏政データ、ポリジェニック・リスク・スコア(PRS)、およびファイン・マッピングの計算⼿法の実践的紹介を⾏います。 Speaker/ Lecture: 松⽥ ⽂彦(京都⼤学), Guillaume Bourque (McGill University), Mark Effingham (UK Biobank), 鎌⾕ 洋⼀郎(東京⼤学), ⼩嶋 将平(理化学研究所), Guillaume Lettre (University of Montreal), 松⽥ 浩⼀(東京⼤学), ⼆宮 俊治 (九州⼤学), Pak Sham (The University of Hong Kong),鈴⽊ 穣(東京⼤学), 徳永 勝⼠ (国⽴国際医療研究センター), ⼭本 雅之 (東北⼤学), Yue Li (McGill University) 【お問い合わせ先】 (日本語) 谷内一郎チームリーダー 理化学研究所 生命医科学研究センター 免疫転写制御研究チーム 神奈川県横浜市鶴見区末広町1-7-22 Tel: 050-3502-6635 Fax: 045-503-7043 E-mail: ichiro.taniuchi@riken.jp (English) Ms. Briana Blair Administrative Assistant Office of the Scientific Director | McGill Genome Centre https://www.mcgillgenomecentre.ca/ E-mail: briana.blair@mcgill.ca